知らなきゃ損する!
腰痛の真実【腰椎の安定性と可動性から紐解く】
encounter × kickyコラボセミナー
【セミナー内容】
<第一部>(1時間)
加藤欽志先生
知っておきたい「野球選手の腰痛」-原因と対策-
野球選手において、腰痛はパフォーマンスを低下させる見過ごせない問題であり、時に選手生命に関わる重大な障害となる。対応の基本は、スポーツ動作中の腰椎の「安定性」の獲得と、隣接する胸椎・胸郭、骨盤・股関節の適切な「可動性」の確保が中心である。野球に関連する腰痛は年代別に注意点が異なる。発育期の選手では、椎弓・関節突起間部の疲労骨折(腰椎分離症)が代表的な疾患である。国内外の研究により、野球は腰椎分離症の発生率が最も高いスポーツ種目の一つであることがわかっている。骨成熟後は椎間板への負荷による腰椎椎間板ヘルニアなどが増加する。
野球では、投げる、打つ、守る、走るという動作の反復による力学的ストレスの蓄積が腰痛の発症に大きく関わっている。野球選手に対する腰痛診療では、選手自身が自分の身体をマネジメントできるように導くことが、確実な復帰と再発予防に重要であり、選手に「身体との対話力」を意識させる。
<第2部>(1時間〜1時間半)
清家慎 先生
「腰痛と体幹のメカニズム」-腰椎の安定システム-
成人の8割以上が腰痛を経験しており、治療を必要とするほどの腰痛は5割を越えていると報告されています。腰痛の改善には「体幹を鍛えろ」とよく聞きますが、体幹を鍛えていても腰痛になる人は多いと感じています。では、なぜ鍛えているのに腰痛になるのでしょうか?
腰椎には安定する解剖学的・運動力学的メカニズムがあります。そのメカニズムから逸脱した方法論を選択し、継続することで腰椎の安定システムが機能せず腰痛に至るケースを多く見てきました。
第2部では腰椎にかかる力学的ストレスと腰椎の安定するメカニズム、腰椎へのストレスを減らす方法論を解説します。
【概要】
日時:2024年10月19日(土)
時間:20:00開始(19:30開場予定)~22:30終了予定
対象:スポーツ現場や選手サポートに関心のあるすべての方(AT・S&C・理学療法士・柔道整復師・医師など)
受講費:LIVE +アーカイブ チケット;3,000円
ESO(encounter seminar online)会員(ログインID入力必須):無料
※チケット申し込み終了時に1週間の無料トライアル後、本会員になられた方のみ対象です。
過去に登壇いただいた講師の方:無料
受講方法:オンライン(zoom)
期間限定のアーカイブ配信:配信後、2週間限定のアーカイブ配信をします。
期間限定後のアーカイブ配信:月額制の encounter seminar online (ESO)内でアーカイブ配信いたします。
※講師の都合により、一部アーカイブができないことがありますのでご容赦ください。
資料配布:あり(セミナー後アンケートにお答えいただいた方に配布予定)
【講師】
加藤欽志先生(福島県立医科大学 医学部)
<資格>
日本整形外科学会専門医
認定脊椎脊髄病医
認定スポーツ医
日本脊椎脊髄病学会 指導医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
IOC Diploma in Sports Medicine The International Society for the Study of the Lumbar Spine (ISSLS) active member
東北楽天ゴールデンイーグルス チームドクター
<略歴>
2003年 福島県立医科大学医学部 卒業, 同大学整形外科
2004年 坂下厚生総合病院整形外科, 福島県立医科大学麻酔科
2005年 福島県立医科大学大学院
2007年 The Peripheral Nerve Research Group, Departments of Anesthesiology, University of California, San Diego, Visiting Scholar.
2009年 白河厚生総合病院 整形外科 医長
2010年 いわき市立総合磐城共立病院 整形外科 医長
2011年 福島県立医科大学医学部 整形外科学講座 助教
2019年 現職
<受賞歴>
2009年 福島県立医科大学医学部同窓会医学奨励賞
2013年 ISSLS Best paper award (国際腰椎学会 最優秀口演賞)
2013年 第11回整形外科痛みを語る会 最優秀演題賞
2014年 雑誌『臨床整形外科』 年間最優秀論文賞
2016年 日本整形外科学会学術総会 優秀ポスター賞
2016年 日本脊椎脊髄病学会 アジアトラベリングフェロー
2018年 日本整形外科スポーツ医学会 English Oral 優秀賞
清家 慎 先生
(株式会社 kicky、Physio整体院 Performance Improvement代表)
<資格>
理学療法士
国際認定Schrothセラピスト(側弯症専門運動療法士)
Movement Specialist
Move Links認定理学療法士
<略歴>
2009年 医療法人社団 鎮誠会 キボールクリニック入職
2013年 医療法人社団 芳羽会 あやせ慶友整形外科入職
2016年 医療法人社団 一期一会 山口整形外科入職
2019年 Physio整体院 開院
2021年 株式会社kicky 発足
2024年10月 Recovery & Activation Studio RAS開業予定
<学会・その他>
基本的動作のバイオメカニクス終了
運動連鎖道場13期卒業
ヤンダーアプローチ終了
DNS A,B,Cコース終了
東京医科歯科大学スポーツサイエンス機構 下肢Ⅰ, 上肢Ⅰ 終了
JOMPT Schroth Method Ⅰ, Ⅱ 終了
JOMPT Schroth Method 認定試験 合格(国際認定シュロスセラピスト)
Movement Links 上肢帯, 下肢帯, 動作解析 終了
Movement Links 認定試験 合格(Movement Specialist)
Fascial Manioulation Level1, 2終了
思春期特発性側弯症患者に対するSchroth法にもとづく運動療法の短期効果
Schroth法に基づく運動療法を施行した特発性側弯症の2症例
株式会社ヨギー メンテナンスディレクター
株式会社 repilates トレーニングディレクター
RIZINファイター、プロゴルファー、アメフト、フィギュアスケート、などアスリートのトレーニングからコンディショニング