皆様、はじめまして。子供の運動発達と身体機能を『遊び』を通して向上させるスクール“チャレンジキッズ”です。
私達は医療に携わる集団であり、日ごろから子供の体を医学の観点から診ています。
一昔前では、「子供は外で遊ぶ」というのが普通の時代でした。子供は風の子と言われていたように寒くても外で思いっきり遊ぶことを行ってきました。地面がデコボコした林や森を駆け回ったり、毎日のように木登りをしたり、森の斜面を滑り降りたりと自然相手に運動発達が身についていました。現代の生活では公園からアスレチックが消え、ボール遊びも禁止、さらにはマンション生活が急増しているため、お家の中で「走る」「ジャンプする」「押入れから飛び降りる」など、下の階に迷惑がかかることが理由で幼少期に必要な運動発達が備わっていないケースが多くみられます。
文部科学省の調査では平成19年から21年度において、体を動かす機会の減少傾向がうかがえるとされています。
幼少期に必要な運動発達は将来的に①体力・運動能力向上 ②健康的な体の育成 ③意欲的な心の育成 ④社会的適応力の4つが養われます。
① 体力・運動能力向上
幼少期は神経の発達が著しく向上する時期です。この頃に手足・体幹をスムースに動かす協調性や力を入れるタイミング、加減のコントロールなど運動を調整するときに重要な働きを身に付けます。また、周りの状況の的確な判断や予測に基づいて行動する能力も含んでおり、けがや事故を防止することにも繋がります。日ごろから体を動かすことは結果として活動を続ける力(持久力)を高め、勉強に必要な集中力や長時間の姿勢の保持に繋がり、結果良い成績へと繋がっていくのです。
② 健康的な体の育成
幼少期の適切な運動は骨の成長にも繋がります。骨は踏ん張る力や跳ねる力などの衝撃に対して強く、そして適切な構造へと変化していきます。また、生涯にわたる健康的な生活習慣の形成にも役立ち、肥満や痩身を防ぐ効果もあり、生活習慣病になる危険性も低くなります。
③ 意欲的な心の育成
幼少期に体を動かす遊びなど、思いっきり伸び伸びと動くことは健やかに心が育ちます。子供たちは遊びの中で、目の前に起こる新しい出来事に対して好奇心からチャレンジします。小さな成功体験によって培われた意欲や有能感は、次への課題へと遊びの幅を広げていき、何事にも意欲的に取り組む姿勢が養われます。
④ 社会的適応力
幼少期には友達と一緒に遊ぶことが増えていきます。その遊びの中でルールを守り、自己抑制し、コミュニケーションを取りながら楽しむことで、協調的な社会性を養うことができます。
①~④の発達は全て幼少期の『遊び』を通して培われていきます。
子供たちを取り巻く環境の幅が狭くなる現代社会の中で医学的観点から、どうにか子供たちの運動発達を促せないかと立ち上げたのがKickyが提供するチャレンジキッズです。
我々は他のキッズスクールには無い、運動の発達状況を評価し、「遊び」を通して、現代の子供たちに必要な運動発達を促していきます。
WHO(世界保健機関)が定める子供の運動時間は1日3時間です。その3時間のうち1時間は“全力で動きましょう”と推奨しています。その1時間をKickyが送るチャレンジキッズで一緒に過ごせればと思っております。
ー今後のblog内容ー
子供たちの正常な運動発達や心理面の発達、子供のスポーツ障害や、転びやすいなど子供の身近な問題を取り上げてアップしていきます。少しでも皆さんのお役に立ち、子供たちが健やかに成長してもらえるよう努めていきます。
Kicky チャレンジキッズ
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